2011年12月22日木曜日
2011年12月9日金曜日
EclipseのEGitでandroidのソースコードを取得する
今回は「EclipseにEGitをプラグインする」でプラグインしたEGitを使用して、androidのソースコードを取得する方法についてまとめてみました。
例としてandroid2.1のandroid.jarのソースコードを取得してみます。
①ソースコードを格納するsourcesフォルダを作成します。
android2.1のソースコードを取得するので以下のディレクトリ構成になります。
%ANDROID_SDK_HOME%\platforms\android-7\sources
②Eclipseの[Window]-[Show View]-[Other]-[Git Repositories]でGit Repositoriesビューを開きます。
③Clone Git Repositoryボタンをクリックします。
③Clone Git RepositoryのURIに以下を指定して、Nextボタンをクリックします。
※URIを指定すると他の必要事項が自動で代入されます。
http://android.googlesource.com/platform/frameworks/base.git
④Branch SelectionにてNextボタンをクリックします。
⑤Local DestinationのDirectoriに①で作成したディレクトリを指定します。
Initial branchではコードネームを選択します。今回はandroid2.1のソースコードを取得しますので、コードネームはeclair-releaseです。
そして、Finishをクリックします。
⑥ソースコードの取得が開始します。
⑥取得が完了すると作成されたsourcesリポジトリがGit Repositoriesビューで確認できます。
⑦Package Explorerにて任意のパッケージからandroid.jarのプロパティを開きます。
Java Source AttachmentにてExternal Folderボタンをクリックします。
Folder Selectionにてソースコードを格納したフォルダを指定してOKボタンをクリックします。
これでEclipseからソースコードを参照ができるようになります。
⑧例として、android.appのActivity.classのソースコードを参照してみました。
2011年12月7日水曜日
EclipseにEGitをプラグインする
アプリを作成していると、android.jarのソースコードを参照したくなるときがあります。
ソースコードは公開されていますので自由に参照できるのですが、Gitリポジトリでバージョン管理されているので、取得するには開発環境にGitを導入する必要があります。そこで、今回はEclipseにEGitをプラグインする方法をまとめました。
①Eclipseの[Help]-[Install New Software]を選択します。
②Available Softwareにて"Available Software Sites"をクリックします。表示されたAvailable Software Sitesにてhttp://download.eclipse.org/egit/updatesの項目にチェックを入れてOKボタンをクリックします。
③Available SoftwareにてWork withのプルダウンリストからhttp://download.eclipse.org/egit/updatesを選択してEclipse Git Team ProviderとJGitにチェックを入れてNextボタンをクリックします。
④Install DetailsにてNextボタンをクリックします。
⑤ライセンスを確認した上で、同意を選択してFinishボタンをクリックするとインストールが開始します。
⑥インストールが完了したらEclipseのリブートが要求されるのでRestart Nowボタンをクリックします。
⑦Eclipseの[Window]-[Preferences]を選択します。[Team]-[Git]-[Configuration]で表示されるConfiguration画面でUser Settingsタブを選択してNew Entryボタンをクリックします。
⑧Add a configuration entryにて名前とメールアドレスを入力してEGitにユーザーを設定します。
⑨最後にEGitのホームディレクトリを指定するための環境変数HOMEを設定します。
ソースコードは公開されていますので自由に参照できるのですが、Gitリポジトリでバージョン管理されているので、取得するには開発環境にGitを導入する必要があります。そこで、今回はEclipseにEGitをプラグインする方法をまとめました。
①Eclipseの[Help]-[Install New Software]を選択します。
②Available Softwareにて"Available Software Sites"をクリックします。表示されたAvailable Software Sitesにてhttp://download.eclipse.org/egit/updatesの項目にチェックを入れてOKボタンをクリックします。
③Available SoftwareにてWork withのプルダウンリストからhttp://download.eclipse.org/egit/updatesを選択してEclipse Git Team ProviderとJGitにチェックを入れてNextボタンをクリックします。
④Install DetailsにてNextボタンをクリックします。
⑤ライセンスを確認した上で、同意を選択してFinishボタンをクリックするとインストールが開始します。
⑥インストールが完了したらEclipseのリブートが要求されるのでRestart Nowボタンをクリックします。
⑦Eclipseの[Window]-[Preferences]を選択します。[Team]-[Git]-[Configuration]で表示されるConfiguration画面でUser Settingsタブを選択してNew Entryボタンをクリックします。
⑧Add a configuration entryにて名前とメールアドレスを入力してEGitにユーザーを設定します。
⑨最後にEGitのホームディレクトリを指定するための環境変数HOMEを設定します。
これで、EGitのプラグインは完了です。
次回は、プラグインしたEGitを使用してandroidのソースコードを取得する方法についてまとめます。
2011年12月1日木曜日
プロジェクトのインポートに於けるエラーについて
前回は「Eclipseのプロジェクトインポートについて」を書きましたが、手順に従いインポートを実施しても、以下のエラーメッセージが出力される場合があります。
Project has no project.properties file! Edit the project properties to set one.
これは、インポートしたプロジェクトを作成した開発環境とインポート先の開発環境が異なるためです。
android SDKのバージョンがr14未満の開発環境で作成したプロジェクトをバージョンがr14以上の開発環境へインポートすると、このエラーメッセージが出力されます。
原因は、android SDKのバージョンがr14未満とr14以上では、作成されるpropertiesファイルの名前が異なるためです。
【r14未満】default.properties
【r14以上】project.properties
※android SDKのバージョンがr14以上の開発環境で作成したプロジェクトをバージョンがr14未満の開発環境へインポートした場合は、以下のエラーメッセージが出力されます。
Project has no default.properties file! Edit the project properties to set one.
この対処方法は、至って簡単です。
Eclipseを再起動するだけでエラーは解消されます。
インポート直後は、インポートするパッケージを配置したフォルダを参照しているので、インポート元の開発環境で作成されたpropertiesファイルが読み込まれています。
しかし、インポートを実施した際に、workspaceフォルダにはインポート先の開発環境に準じたpropertiesファイルが作成されているのです。
Eclipseを再起動すると、今度はworkspaceフォルダを参照するようになるのでエラーは出力されなくなります。
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