2012年8月12日日曜日

ZXingでバーコードリーダーを作ってみよう①


今回は、Googleが提供しているZXingの使用方法についてまとめてみました。
ZXingは、QRコードやバーコードの生成や読み取りができるライブラリです。
Androidの定番アプリ「QRコードスキャナー」は、このZXingを使用したアプリです。

◆ZXingのダウンロード
以下のページからZXingライブラリをダウンロードします。
http://code.google.com/p/zxing/downloads/list

今回は、ZXing-1.7.zipのバージョンをダウンロードしました。


◆ZXing-1.7.zipの解凍
ZXing-1.7.zipを任意のディレクトリに解凍します。

◆jarファイルの生成

(1) 事前準備
Antを使用してビルドしますので、事前にAntをセットアップしておく必要があります。

(1)-1 Apache Antのダウンロード
以下のページからダウンロードします。
http://ant.apache.org/bindownload.cgi


(1)-2 apache-ant-1.8.4-bin.zipの解凍
apache-ant-1.8.4-bin.zipを任意のディレクトリに解凍します。

(1)-3 パスの設定
ここでは、C:\Program Files配下に解凍したので、以下のようにパスを通しておきます。
Path=*****;C:\Program Files\apache-ant-1.8.4\bin

(1)-4 JAVA_HOMEにJDKを設定
JAVA_HOME=C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_21

(2) jarファイルの生成
今回必要とするcore.jarとjavase.jarを生成します。
解凍して出来たzxingフォルダをカレントディレクトリとして、以下のコマンドを実行します。

zxing>
zxing>cd core
zxing\core>
zxing\core>ant

「BUILD SUCCESSFUL」が表示されたことを確認
core配下にcore.jarが作成されます。

zxing\core>cd ../javase
zxing\javase>
zxing\javase>ant

「BUILD SUCCESSFUL」が表示されたことを確認
javase配下にjavase.jarが作成されます。

◆jarファイルをプロジェクトに追加
生成したcore.jarとjavase.jarをプロジェクトに追加します。

ます、任意のプロジェクトを作成します。ここでは、BarcodeReaderとします。
プロジェクトにlibsフォルダを作成して、core.jarとjavase.jarを配置して、これらをLibrariesに追加します。



プロジェクトにReferenced Librariesフォルダが作成されて、その中にcore.jarとjavase.jarが配置されます。

◆RGBLuminanceSource.javaをプロジェクトに追加
Android環境でバーコード画像をデコードする際は、ZXing配布ファイル中のandroidtestパッケージに含まれているRGBLuminanceSource.javaクラスを利用します。
作成中のプロジェクトにRGBLuminanceSource.javaを追加します。



以上で、Zxingを使用してバーコードリーダーを作る準備が整いました。


次回はZXingによるバーコードリーダーのプログラミングについてまとめて見ます。










2012年8月5日日曜日

【更新】聴いて、しゃべって英単語


◆「聴いて、しゃべって英単語」とは

英単語の発音をチェックして、自ら声に出してみる。
楽しみながらネイティブな発音を習得できる英単語学習アプリです。
かなり正確な発音を要求しますので、最初はなかなか正解できないかも知れません。
是非あきらめずに何度もチャレンジして見てください。
次第に正解率が高くなることでしょう。
その時、あなたの発音はネイティブに通じるレベルとなっていることでしょう。

Google playでダウンロード



◆新しくなったところ

1.デザインを一新して、操作性が良くなりました。


2.「戻る」ボタンにより、間違えた問題を再チャレンジできます。

 

3.出題範囲を「全て」「未解答」「不正解」から選択できます。



4.「成績」ボタンから学習結果をグラフで確認できます。


5.メニューキーから学習履歴をクリアできます。 





◆出題範囲について

中学英語の基礎が習得できていれば、英会話に於いてかなりの範囲をカバーできるとのことです。
そういった意味で、本アプリでは中学3年間分の英単語を出題範囲としています。


◆英単語の再生音量について

再生音量はAndroid端末の着信音量ボタンで調整してください。



◆英単語の再生について


本アプリで英単語を再生するには、「テキスト読み上げ」の設定を行う必要があります。
Android端末から、以下の設定を実施してください。
[設定]-[テキスト読み上げ]-[音声データをインストール]
※機種によっては、[設定]-[音声合成]-[音声データをインストール]
設定が完了しましたら、本アプリをいったん終了して再実行してください。